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宅配クリーニングの保管付きで安いのは?1点単価と保管料で比較

「保管付きの宅配クリーニングは便利そうだけど、保管料のぶん高くなるのでは?」と気になりますよね。2026年10月5日時点の各社公式の料金で計算すると、保管付きの10点パックは標準的なコースで14,480〜17,578円でした。そのうち保管のぶんの上乗せは、1点あたり220〜300円ほどです。

安く済むかどうかは会社名より、点数を使い切れるか・何か月預けるか・戻る時期が合うかで決まります。料金と一緒に、厚生労働省がインターネットで申し込む宅配クリーニングのトラブルで呼びかけている補償の確かめ方も見ていきます。

預ける月と返却月から選びたい方は、先に宅配クリーニングの保管おすすめ比較を見ておくと、候補を絞りやすいです。

この記事で分かること
  • 保管付きパック5点・10点・15点の料金と1点あたりの単価(税込・通常価格)
  • 保管付きと保管なしの料金差から計算した「保管の実質料金」
  • 月額型の保管やクリーニング店の保管料と比べたときの分かれ目
  • 安さの前に確かめたい戻る時期・キャンセル料・送料・補償
目次

保管付き宅配クリーニングで安いのはどんなとき?結論を表で先に

保管付きの宅配クリーニングが安くなるのは、冬物をパックの点数どおりにそろえて、半年以上まとめて預けるときです。

反対に、1〜2着だけ預けたい方や、近所の店に持ち込める方は、別の預け方のほうが安く済むこともあるんです。出し方ごとの答えを、2026年10月5日時点の各社公式の料金から計算して表にしました。

預けたい物と期間安くなりやすい預け方根拠(公式の料金から計算)
冬物10点を半年以上保管込みの10点パックホワイト宅配便14,480円・リネット プレミアムクローク lite 14,740円・リナビス14,900円(1点1,448〜1,490円)
冬物5点保管込みの5点パックリネット lite 9,680円(1点1,936円)が、比べた会社のなかでは5点で最も安い
冬物6〜7点5点パック+超過料金リネット lite 5点に超過2点を足すと13,200円で、10点パック14,740円より1,540円安い
冬物15点保管込みの15点パックホワイト宅配便19,500円(1点1,300円)
1〜2着を数か月だけ月額型(リネットクローク)1着297円/月。取り出しは手数料220円と送料880円が別
近所の店に持ち込める店舗の季節保管白洋舎の店舗は保管料1着220円程度(クリーニング代は別)

表の料金はすべて税込で、クーポンや初回割引を引く前の通常価格です。割引は期限つきで変わるので、まず通常価格で比べてから最後に割引を当てはめると、安い会社を取り違えずに済みますよ。

布団は衣類のパックに入らない別の料金体系なので、布団の料金だけを比べたい方は布団の宅配クリーニングで安いのはどこかを見てください。

保管付き宅配クリーニングの料金を5点・10点・15点の1点単価で比較

保管付き10点パックの1点あたり料金の棒グラフ:ホワイト宅配便1,448円、リネット lite 1,474円、リナビス1,490円、せんたく便1,758円、リネット luxe 2,497円

2026年10月5日時点の公式の通常価格でそろえると、保管付き10点パックの1点あたりは1,448〜1,758円に収まります。最上位のリネット luxe は、この幅から外しています。

保管付きのパックを公式に料金表で出している会社を、同じ日に確認して並べました。1点あたりの単価は、パックの総額を点数で割った計算値です。

会社・コース5点10点15点最長の保管
ホワイト宅配便 保管付き10,480円(1点2,096円)14,480円(1点1,448円)19,500円(1点1,300円)9か月
リネット プレミアムクローク lite9,680円(1点1,936円)14,740円(1点1,474円)19,690円(1点約1,313円)9か月
リナビス 保管付きコース9,810円(1点1,962円)14,900円(1点1,490円)19,800円(1点1,320円)12か月
せんたく便 保管パック(初回)12,078円(1点2,416円)17,578円(1点1,758円)23,958円(1点1,597円)11か月
フランス屋 保管付き基本パック--23,100円(1点1,540円)11か月
リネット プレミアムクローク luxe14,960円(1点2,992円)24,970円(1点2,497円)34,980円(1点2,332円)9か月

料金はすべて税込の通常価格で、各社公式サイトの表示(2026年10月5日確認)です。せんたく便とフランス屋は公式に税抜と税込の2つの金額が並んでいるため、表は税込の値で統一しました。

10点ならホワイト宅配便が260〜420円安い

10点パックの公式の通常価格は、ホワイト宅配便が14,480円、リネット lite が14,740円、リナビスが14,900円です。

比べた会社のなかでは、公式の通常価格でいちばん安いホワイト宅配便との差は、リネット lite で260円、リナビスで420円です。1点では26〜42円です。10点ならこの3社は、金額よりも保管期間や戻り方の違いで選んだほうが、あとで後悔しにくいですよ。

せんたく便の保管パックは公式の表示で10点17,578円で、ホワイト宅配便より3,098円高くなります。そのかわり、公式の表示では最長11か月まで預けられます。

5点と15点では、安い順が入れ替わる

比べた会社のなかで、5点パックの公式の通常価格がいちばん安いのは、リネット lite の9,680円です。

10点でいちばん安かったホワイト宅配便は、5点だと公式の通常価格で10,480円になり、リネット lite より800円高くなります。ところが15点ではホワイト宅配便が19,500円に戻り、リネット lite の19,690円より190円安い計算です。5点と15点で逆転します。

つまり「保管付きでどこが安いか」の答えは、何点預けるかで変わるんです。

保管期間と戻る時期も、料金と一緒に見る

保管期間は、公式の表示でホワイト宅配便とリネットが最長9か月、せんたく便とフランス屋が最長11か月、リナビスが12か月です。

春に冬物を預けて秋口に戻すなら9か月で足りますが、3月に預けて翌年1月まで置きたい方は11か月以上の会社でないと届きません。せんたく便の公式ページには最大10か月と11か月の表示が混在していて、預ける時期で変わる点にも注意してくださいね。

リネットのプレミアムクロークは、公式に「年2回の衣替えシーズンに合わせてサービスを提供」と書かれていて、預けるときに受取り期間を指定する方式です。

クーポン・初回割引・キャンペーンは最後に引く

2026年10月5日時点で、各社の公式サイトには次のような割引が出ていました。どれも条件つきの割引です。

  • リネット luxe:毎月先着1,000名限定で10%割引(10点22,473円)
  • フランス屋:10月31日までの初回限定で20%OFFの表示。2回目以降は専用バッグの利用でパック料金から300円引き
  • ポニークリーニング:新規登録クーポン(1,800円OFF)を使うと、保管付きライトコース10点が10,960円

ポニークリーニングの公式ページは、クーポンを使った後の10,960円だけが表示されていて、通常価格は本文から確認できませんでした。比較表には入れていません。

割引を当てはめると順位が変わることもあるので、通常価格で候補を2社に絞ってから、申し込む日の割引を足して決めると確実ですよ。

ポニークリーニングの料金とクーポンを公式で確かめる

ポニークリーニングは、新規登録クーポン(1,800円OFF)を使うと、保管付きライトコース10点が10,960円と公式に表示されています(公式・2026年10月5日時点)。

クーポンを使う前の通常価格は、公式ページから確認できませんでした。

ポニークリーニングの公式サイトを見る

料金・受付状況は変わることがあります。ご利用の前に公式サイトで最新をご確認ください。

保管付きパックの料金で押さえたいこと
  • 通常価格の10点はホワイト宅配便・リネット lite・リナビスが420円以内に並ぶ
  • 5点ならリネット lite、15点ならホワイト宅配便が、比べた会社のなかでいちばん安い
  • 保管期間は9・11・12か月と違うので、戻したい月から逆算する

保管なしのコースや単品料金まで含めて安さを比べたい方は、宅配クリーニングが安いのはどこかで5点・10点・15点の1点単価を整理しています。

保管料はいくら?保管付きと保管なしの料金差を計算

保管ありと保管なしの1点あたりの料金差:ホワイト宅配便300円、フランス屋220円。リナビス100円とせんたく便374円は条件が違う参考値

2026年10月5日時点の各社公式の料金で、同じ会社の保管ありと保管なしの差額を出すと、パック型の保管料は1点あたり220〜300円です。

多くの会社は「保管無料」「保管料込み」と表示していて、保管の分だけの金額を公式には分けて出していないんです。そこで、保管の有無だけが違うコースどうしを引き算しました。

会社比べたコース料金差1点あたり読み方
ホワイト宅配便保管付き10点14,480円-保管なし10点11,480円3,000円300円保管の有無だけが違う
ホワイト宅配便保管付き5点10,480円-保管なし5点8,980円1,500円300円保管の有無だけが違う
フランス屋保管付き15点23,100円-保管なし15点19,800円3,300円220円同じ基本パック同士
リナビス保管付き10点14,900円-お急ぎ10点13,900円1,000円100円納期が違う(参考)
せんたく便保管パック10点17,578円-最速パック10点13,838円3,740円374円別の商品(参考)

同じ条件で比べられるのはホワイト宅配便とフランス屋

ホワイト宅配便は、公式の料金表に同じ点数の保管付きと保管なしが並んでいて、差は5点でも10点でも1点300円です。

フランス屋の15点パックは、公式の表示で保管なし19,800円、保管付き23,100円なので、差は3,300円です。1点あたり220円です。この2社の差額が、パックに含まれている保管の実質料金の目安です。

ちなみに、ホワイト宅配便の公式ページには保管なし10点の割引価格11,180円の表示もあり、こちらと比べると差は3,300円に広がります。割引の期限はページに書かれていないため、表は通常価格同士で計算しました。

リナビスとせんたく便は納期の差も含んだ参考値

リナビスのお急ぎコースは、公式で最短8〜20営業日のお届けとされ、保管付きコースとは納期が違います。

そのため10点で1,000円という差は、保管料そのものではなく「保管付きとお急ぎの差」です。公式の料金で計算すると、差は5点で360円、15点で900円、20点で700円と、点数が増えても大きくは広がりません。

せんたく便の保管パックと最速パックも別の商品なので、10点3,740円の差は参考にとどめてください。

「保管無料」の表示は、パック料金に含まれているという意味

リナビスの公式は保管付きコースに「12か月保管無料」、ポニークリーニングの公式は「送料・保管料込みのパック料金」と書いています。

どちらも、保管の費用がパックの総額に含まれているという意味で、保管にお金がかかっていないわけではありません。保管が要らない方は、保管なしのコースを選ぶと1点220〜300円ほど安くなる計算ですね。

保管の実質料金の目安
  • 同じ会社・同じ点数で比べると、保管の上乗せは1点220〜300円
  • 冬物10点なら、保管の分はおよそ2,200〜3,000円
  • 「保管無料」はパックに含まれている意味で、保管が要らなければ保管なしのほうが安い

保管付きパックは点数を使い切らないと1点あたりが高くなる

リネット lite の6点・7点・8点を預けたときの比較:6点は5点パック+超過11,440円、7点は13,200円で10点パック14,740円より安く、8点は14,960円で10点パックのほうが安い

保管付きパックの1点単価は、パックの点数をちょうど使い切ったときにだけ表のとおりになります。

点数が足りなくても減額はなく、入りきらなかった分は返金されない会社もあります。手持ちの冬物が何点あって、パックのどれに合うかを先に数えておくと、余計な出費を防げますよ。

リネットは点数が少なくても減額されない

リネットのプレミアムクロークは、公式に「点数が少なくてもコース料金の減額はない」と書かれています。取扱除外品が混じって返却になった場合も同じです。

lite の10点パック14,740円(公式)に8点しか入れなかった場合、1点あたりは約1,843円です。表の1,474円より約369円高くなり、5点パックの1点1,936円に近づきます。

6〜7点なら、5点パックに超過を足すほうが安い

リネットの公式では、点数を超えた分は1点ごとに lite 1,760円、luxe 2,860円の追加料金です。lite の5点パック9,680円(公式)にこの超過料金を足すと、次のようになります。

預ける点数5点パック+超過(lite)10点パック(lite)安いほう
6点11,440円14,740円5点+超過(3,300円安い)
7点13,200円14,740円5点+超過(1,540円安い)
8点14,960円14,740円10点パック(220円安い)

公式の通常価格からの計算です。リネット lite は7点までなら5点パック+超過、8点からは10点パックを選ぶと安くなりますよ。8点が境目です。

ダウンが多いと、バッグに点数分が入りきらない

せんたく便の公式FAQには、衣類の大きさで点数分がバッグに入りきらなかった場合、不足点数分の返金は行わないと書かれています。

超過料金は、せんたく便の公式ページ内で1点1,650円と1,155円の2通りの表示がありました。どちらが正しいかは不明です。申し込む前に、問い合わせ窓口で確かめておくと安心ですね。

リナビスの10点コースのページにも、バッグの容量について次の声が載っています(リナビス公式サイト掲載の利用者の声)。

アウター10点でお願いしましたが、ダウンジャケットが多かったため付属のクリーニングバッグでは収まりきれませんでした!ダウンジャケットの場合は別途バッグの増加やダンボールの送付などご対応願えればと存じます。

リナビス公式サイト 衣類10点クリーニングコースのページ(rinavis.com)掲載の声

ダウンやロングコートばかりを預ける方は、10点の枠いっぱいに入る前提で計算しないのが無難です。入りきらなかったときの1点単価まで見ておくと、届いてから慌てずに済みます。

預ける前に数える3つ
  • 手持ちの冬物が何点あるか(5点・10点・15点のどれに近いか)
  • いつ戻したいか(9か月で足りるか、11か月以上が要るか)
  • ダウンやロングコートが何点あるか(バッグに入りきるか)

月額型の保管と保管込みパックはどっちが安い?預ける月数で比べる

リネットクローク10着の保管料:1か月2,970円、3か月8,910円、6か月17,820円、9か月26,730円。6か月から10点パック14,740円を超える

月額型の保管は、着数が少なく、預ける月数が短いときほど得で、冬物10着を半年以上預けるなら保管込みパックのほうが安くなります。

月額型は「1着ごと」や「ボックスごと」に毎月の保管料がかかり、クリーニング代とは別に足し算されます。リネットクロークとサマリーポケットの公式の料金で計算しました。

リネットクロークは1着297円/月+取り出しの費用

リネットクロークは、クリーニングした服をそのまま預けられる月額型で、公式の料金は1着あたり月額297円です。

取り出すときは公式の料金で1回ごとに手数料220円と送料880円がかかり、クリーニング品と一緒に返却する場合は送料が無料になります。プレミアム会員向けのオプションなので、会員費の月額429円(年額なら5,148円)も必要で、無料会員は使えません(公式・2026年10月5日確認)。

そのかわり保管は無期限で、1着から好きなときに取り出せます。

10着を預けると、2か月目にはパックの保管差額を超える

リネットクロークに10着を預けたときの保管料を、公式の297円から月数ごとに計算すると次のとおりです。

預ける月数リネットクローク10着の保管料保管込みパックとの比べ方
1か月2,970円ホワイト宅配便の保管差額(10点3,000円)とほぼ同じ
3か月8,910円保管差額の約3倍
6か月17,820円リネット lite 10点14,740円(クリーニング代・9か月保管込み)を超える
9か月26,730円保管料だけでパック約1.8個分

表の保管料には、クリーニング代・会員費・取り出しの費用が入っていないんです。冬物10着を半年以上預ける方は、保管込みパックのほうが大きく安くなります。

サマリーポケットは公式の例で10点14,152円

サマリーポケットは、ボックス単位で預ける月額型の保管サービスで、ホワイト急便と提携したクリーニングを1着990円で付けられます。

公式に載っている10点の内訳例は、クリーニング9,900円、保管料394円×8か月で3,152円、取り出し送料1,100円です。足すと14,152円、1点あたり約1,415円です(公式の内訳例から計算)。

ただし、保管料は1着ごとではなくボックス1個ごとの月額なので、服の量でボックスが増えれば保管料も増えます。公式には最低保管期間もあり、入庫月から翌々月末までに取り出すと早期取り出しの料金がかかります。

月額型が向くのは1〜2着を短く預けたい方

月額型が安く済むのは、パックの最少点数に届かない1〜2着を、数か月だけ預けたいときです。

たとえばリネットクロークでコート1着を3か月預けると、保管料は公式の料金で891円です。9か月でも2,673円です。冬物をまとめて季節ごと預けたい方は保管込みパック、着る時期がばらばらの服を少しずつ預けたい方は月額型、と分けると選びやすいですよね。

クリーニング店の保管料と宅配の保管はどっちが安い?

近所の店のクリーニング代が1点1,148円より高ければ宅配の保管付きパック、安ければ店舗の季節保管が安くなりやすいという分かれ目の図

保管料だけを比べると、クリーニング店も宅配のパックも1点あたり220〜300円前後で大きな差はなく、安さはクリーニング代のほうで決まります。

店舗の保管料の基準として、保管料を公式に単独で出している白洋舎の料金を使いました。白洋舎は店舗と宅配の両方で季節保管を受け付けています。

預け方保管料(1着・税込)クリーニング代
白洋舎 店舗の季節保管220円程度(コート・背広・スーツ類)別
白洋舎 宅配の季節保管ニット・ズボンなど110円/スーツ上下など220円/ダウン衣料550円別
白洋舎 宅配のプレミアム保管種類を問わず3,960円別
宅配の保管付きパック220〜300円(保管ありとなしの差から計算)パックに込み

白洋舎の料金は公式サイトの表示(2026年10月5日確認)です。獣毛製品のカシミヤやアンゴラ、シルクなどは季節保管の対象外で、プレミアム保管の扱いになります。

差はクリーニング代で決まる|1点1,148円が目安

保管料が同じくらいなら、比べるべきはクリーニング代です。ホワイト宅配便の保管なし10点は公式の通常価格で11,480円なので、クリーニング代は1点1,148円と計算できます。

近所の店のコートやダウンの料金が1点1,148円より高ければ、宅配の保管付きパックのほうが安くなりやすいという目安です。反対にスーツやセーター中心で店の料金が安い方は、店舗の季節保管のほうが総額を抑えられますよ。

店と比べる手順(計算)
  • 近所の店の料金表で、コート・ダウン・スーツの1点料金を見る
  • 1,148円より高い服が多ければ、宅配の保管付きパックを候補にする
  • 安い服が中心なら、店舗の保管料(白洋舎は1着220円程度)を足して総額を出す

店舗は受け取りを忘れると延滞保管料がかかる

白洋舎の店舗では、お渡し予定日から1か月以上過ぎると、延滞保管料が1日1点22円かかると公式に書かれています。

白洋舎の公式の料金で、10点を30日取りに行けなかったとすると、22円×10点×30日の計算になります。合計6,600円です。宅配の保管付きは預けるときに戻る日や季節を決めて自宅へ届く方式なので、取りに行き忘れる心配がないのは店舗との大きな違いですね。

持ち込みも含めた宅配と店舗の総額の比べ方は、クリーニングは宅配と店舗のどっちが安いかで詳しく整理しています。

安い保管サービスの落とし穴|戻る時期・キャンセル・送料

日本の住宅で壁のカレンダーを見ながら、ダウンコートを手に預ける時期と戻る時期を考えている女性の写真

保管付きの宅配クリーニングは、安さと引き換えに「いつでも着られる」自由が少なくなるサービスです。

戻る時期の決まり方、キャンセル料、地域の送料は、料金表の外にあって見落としやすい部分です。申し込む前に確かめておきたい点を、各社の公式の記載から並べました。

戻る時期の決まり方は会社ごとに違う

会社戻る時期の決まり方(公式)
リネット プレミアムクローク預けるときに受取り期間を指定。受取り日の変更は luxe だけ(受取り日の1週間前まで)
リナビス注文後にお届け日を設定。お届け日は先着順で、現場の判断で前倒しになる場合あり
ホワイト宅配便配送キットが届いてから、好きなときに集荷を依頼できる
白洋舎(宅配)3〜6月の預かりは当年10月、9〜12月の預かりは翌年3月に発送

白洋舎の宅配は好きな月を選ぶ方式ではなく、公式によると出庫月より早く出してもらっても保管料は返ってきません。急に寒くなってコートが必要になりそうな方は、受取り日を動かせるかどうかを先に見ておくと安心ですよ。

キャンセル料は、キットが届いた後にかかる

リネットのプレミアムクロークは、発送前ならキャンセルできますが、保管キットを受け取った後は3,850円のキャンセル料がかかります(公式)。倉庫到着後は取り消せません。

ポニークリーニングの保管付きは、注文後にキャンセルした場合にコース料金の20%と送料がかかると公式に書かれています。送った品が全部取扱除外品だった場合も、同じキャンセル料金です。

北海道・沖縄・離島の送料と集荷キット代

送料無料と書かれていても、地域によっては別料金がかかり、1点あたりの単価が変わります。各社公式の表示(2026年10月5日確認)は次のとおりです。

  • リナビス:北海道・一部離島は別途2,090円、沖縄は別途6,050円。集荷キットが必要なら+550円
  • せんたく便:北海道・沖縄・離島は別途1,800円(税別)
  • 白洋舎(宅配):クリーニング8,800円以上で送料無料、未満は2,090円

沖縄からリナビスの10点コースを使う方は、公式の料金で14,900円に6,050円が加わって20,950円になります。1点あたり2,095円です。お住まいの地域では、送料まで入れた総額で比べてみてください。

送料まで入れた総額の出し方
  • 総額=パック料金+お住まいの地域の送料+集荷キット代
  • 1点あたり=総額÷預ける点数
  • 計算例:沖縄からリナビス10点なら14,900円+6,050円=20,950円

洗う前に倉庫で待つ場合もある

ポニークリーニングの公式には、作業品質を保つため、お預かりから3か月程度倉庫で保管し、4〜6月の繁忙期を避けてクリーニングする場合があると書かれています。

シミを早く落としたい服は、保管付きに入れずに先に単品で出すほうが安心ですよ。

公式サイトに掲載されている口コミ(利用者の声)

保管付きの料金や使い勝手について、各社の公式サイトに掲載されている「お客様の声」から引用します。公式が選んで載せている声なので、良い声に偏りやすい点は割り引いて読んでください。

他社と比較しても一番安かったです。

せんたく便公式サイト 保管パックのページ(sentakubin.co.jp)掲載の声・保管5点パック

保管がありがたい 収納が限られているので使う時期まで保管もしてくれるのが非常にありがたい。 夏場置きっぱなしでカビが生えることもないし。

白洋舎公式サイト 保管付き宅配クリーニングのページ(takuhai.hakuyosha.co.jp)掲載の声

コートなどを自宅で保管するのは場所もとりますし、湿気など環境にも気をつけないといけないため、保管してもらえるのは大変楽でした。

白洋舎公式サイト 保管付き宅配クリーニングのページ(takuhai.hakuyosha.co.jp)掲載の声

公式に載っている声の中にも、気になる点を挙げたものがあります。白洋舎の保管付きのページと、リネットの「お客様の声」には次の声が掲載されていました。

ダウンコートに叩けば落ちるような白い埃がついていたのが気になりましたが、他は問題なしです。

白洋舎公式サイト 保管付き宅配クリーニングのページ(takuhai.hakuyosha.co.jp)掲載の声

ただ、料金に関して、フードのフェイクファー(1,000円)やライナー(200円)といった付属品ごとに追加料金が加算されると、少し高いなと感じてしまいます。

リネット公式サイト「お客様の声」(lenet.jp)掲載の声・茨城県/41歳・衣類(保管付きではない通常の衣類クリーニング)

リネットの声は保管付きではない通常の衣類クリーニングのものですが、付属品の追加料金で1点単価が上がるという見落としやすい点を示しています。ファー付きのコートを預ける方は、パックの対象かどうかも公式の料金表で確かめておいてください。

安い保管付きクリーニングを選ぶ前に、補償と苦情の窓口を確かめる

和室のテーブルで、届いた白い保管袋から取り出したウールコートを広げて状態を確かめている女性の写真

保管付きは服を何か月も預けるので、料金と同じくらい、事故のときの補償と苦情の窓口を申し込む前に確かめておきたいところです。

1点あたり数十円の差で迷うなら、補償の考え方がはっきりしている会社を選んだほうが、万一のときの負担は小さくなります。公的な資料で確かめられる点を、順に見ていきましょう。

厚生労働省が挙げている確認点

厚生労働省によると、国民生活センターには、インターネットで申し込むクリーニングの相談が寄せられています。内容は「苦情を申し出ようとしても連絡が取れない」「十分な説明が受けられない」というものです。

同じページの説明では、クリーニング事故賠償基準は保管や配送の工程で起きた事故も事業者が補償する考え方です。一方で、インターネット等の事業者には、事業者に責任がある場合だけ賠償するとしている所もあるそうです。そのうえで厚生労働省は、苦情対応や事故賠償の取扱いを利用者が十分に確認するよう求めているんです。

長く預けても、保管日数は賠償の期間に加算される

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会のクリーニング事故賠償基準第7条によると、事業者は洗濯物を受け取った日から1年を過ぎると賠償を免れます。ただし特約の保管サービスを行った場合は、その保管日数が1年に加算されます。

9〜12か月預けるパックでも、保管していた日数のぶん期間が延びる扱いです。一方で同じ第7条によると、利用者が受け取ってから6か月を過ぎた場合も賠償を免れるとされているので、届いたらすぐに袋から出して状態を確かめてください。

各社の補償の書き方を公式で見る

リネットは公式に、万一の事故のときは再取得価格が10万円以下なら再購入価格の全額を補償し、クリーニング事故賠償基準に準じて補償すると明記しています。

ほかの会社を選ぶ方も、利用規約や「補償」のページで、賠償基準に準じているか、苦情の申出先が書かれているかを見ておくと安心ですね。連絡が取れないなど困ったときは、国民生活センターの全国の消費生活センター等から地域の窓口を探せます。

申し込む前に確かめる3点
  • 苦情の申出先(連絡先)が公式に書かれているか
  • クリーニング事故賠償基準に準じた補償か
  • 届いたらすぐ検品する(受け取りから6か月で賠償の対象外になる)

宅配クリーニングの保管料についてよくある質問

クリーニングの保管料金はいくらですか?

保管料を単独で出している白洋舎の公式では、店舗の季節保管が1着220円程度、宅配の季節保管が1着110〜550円です(クリーニング代は別)。宅配の保管付きパックは保管料を分けて表示していませんが、保管ありとなしの差から計算すると1点220〜300円です(2026年10月5日時点の公式の料金)。

保管付きは保管なしより何円高いですか?

2026年10月5日時点の公式の通常価格で、ホワイト宅配便は10点で3,000円(1点300円)、フランス屋は15点で3,300円(1点220円)高くなります。冬物10点なら、保管の分はおよそ2,200〜3,000円が目安です。

いつまで保管してくれますか?

各社公式の表示で、ホワイト宅配便とリネットのプレミアムクロークは最長9か月、せんたく便とフランス屋は最長11か月、リナビスは12か月です。白洋舎の宅配は、3〜6月の預かりは当年10月、9〜12月の預かりは翌年3月に戻ります。

保管期間を過ぎたり、受け取りを忘れたりしたらどうなりますか?

白洋舎の店舗では、お渡し予定日から1か月以上過ぎると延滞保管料が1日1点22円かかると公式に書かれています。宅配の保管付きは、預けるときに受取り期間やお届け日を決めて自宅に届く方式なので、店舗のように取りに行き忘れる形にはなりません。

保管サービスを利用するデメリットは?

預けている間は好きなときに着られないこと、点数を使い切らないと1点あたりが高くなること、キットを受け取った後はキャンセル料がかかる会社があることです。リネットのプレミアムクロークは、公式でキット受け取り後のキャンセル料を3,850円としています。

店舗の保管と宅配の保管は、どっちが安いですか?

保管料は1点220〜300円前後でほとんど変わらないため、クリーニング代で決まります。ホワイト宅配便の公式の通常価格(保管なし10点11,480円)から計算した1点1,148円より、近所の店のコートやダウンの料金が高ければ、宅配の保管付きパックが安くなりやすいです。

まとめ|宅配クリーニングの保管を安く使うなら、点数と月数で選ぶ

保管付きの宅配クリーニングで安く済むかどうかは、何点を、何か月、いつ戻したいかで決まります。2026年10月5日時点の公式の通常価格から計算した答えは、次のとおりです。

  • 冬物10点を半年以上:ホワイト宅配便14,480円・リネット lite 14,740円・リナビス14,900円が420円以内。保管期間と戻り方で選ぶ
  • 5〜7点:リネット lite の5点パック9,680円(6〜7点は超過料金を足しても10点パックより安い)
  • 15点:ホワイト宅配便19,500円(1点1,300円)
  • 1〜2着を数か月だけ:月額型のリネットクローク(1着297円/月+取り出し費用)
  • 店のクリーニング代が1点1,148円より安い服:店舗の季節保管(白洋舎は1着220円程度)

保管の分の上乗せは、公式の料金から計算して1点220〜300円ほどでした。数十円の差より、12か月まで預けられるか、受取り日を動かせるか、補償が賠償基準に準じているかで決めるほうが満足しやすいですよ。

保管の申込月や返却時期から比べたい方は、宅配クリーニングの保管おすすめ比較にまとめています。

次に読む記事は、全社をサービス内容まで含めて比べている宅配クリーニングのおすすめです。この記事で見た保管の料金を入口に、仕上がりや補償まで含めて1社に絞れます。

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この記事を書いた人

宅配クリーニングは、料金の出し方や保管期間、仕上がりまでの日数が会社ごとに違い、見比べるのに手間がかかります。各社の公式サイトで確認した料金・条件を同じ形に揃えて整理し、店舗に持ち込む場合との違いも含めて、出す先を選びやすくしています。

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