「宅配クリーニングは便利そうだけど、近所の店に持ち込むより高いのでは?」と迷っている人は多いですよね。
2026年10月時点の各社公式の料金表を同じ日に並べると、宅配が必ず安いわけではなく、出す品目・住んでいる地域・会員価格で答えが逆転します。白洋舎の店舗とリネットを比べるなら、コートやダウンは宅配のほうが安いです。ところがホワイト急便の大阪市中央エリアの会員価格が相手だと、ワイシャツもコートも店舗が下回ります。
この記事では料金の表に加えて、国民生活センターが2015年当時にネット宅配型クリーニングの相談が増えていると指摘した報道発表の中身も紹介します。保管や布団を「持ち込むか、宅配か」で迷っている人も、そのまま読み進めてくださいね。
- コート・ワイシャツ・ダウン・布団の料金を、店舗と宅配で同じ表に並べた結果
- 店舗が安くなる出し方と、宅配が安くなる出し方の分かれ目
- 日数・補償・保管で、料金以外に違うところ
- 自分の出し方だと、どちらが向くか
結論:宅配クリーニングと店舗どっちが安いかは品目と地域で変わる

宅配クリーニングと店舗のどちらが安いかは、比べる相手の店と、出す点数・品目でほぼ決まります。公式料金でコートを比べると、白洋舎は2,970円、リネットは2,390円からです。この組み合わせなら宅配のほうが580円安くなります。
一方で、ホワイト急便の大阪市中央エリアの会員価格はコート1,004円からと公式に出ていて、こちらと比べると店舗が大きく下回ります。宅配との差は1,386円です。
つまり「宅配は高い」「宅配は安い」のどちらも、条件を外すと外れます。決め打ちは禁物ですね。ざっくりした分かれ目を表にすると、次のようになります。
| 出し方・住まい | 安くなりやすいほう | 理由 |
|---|---|---|
| ワイシャツ数枚だけ | 店舗 | 単価が安く、宅配は送料の条件に届きにくい |
| 近所に会員価格の安いチェーン店がある | 店舗 | 地域の会員価格は宅配の単価を下回ることがある |
| コート・ダウンをまとめて出す | 宅配 | パック料金なら高い品目ほど1点あたりが割安 |
| 近くに店がない・営業時間に行けない | 宅配 | 往復の手間と時間がかからない |
| シーズンオフの衣類を預けたい | 宅配(保管付き) | クリーニング・保管・送料込みのパックがある |
このあと、実際の料金を品目ごとに並べ、どちらが向くかを人ごとに分けていきます。
宅配と店舗のクリーニング料金を同じ品目で比較

同じ品目で料金を並べると、白洋舎の店舗より宅配のリネットが安い品目が多い一方、ホワイト急便の地域の会員価格には宅配が届かない品目が目立ちます。
品目別の料金一覧表(店舗2社・宅配2社)
2026年10月5日に各社の公式料金表を開いて、税込・割引なしの標準料金を同じ形にそろえました。
| 品目 | 白洋舎(店舗) | ホワイト急便(店舗・大阪市中央の会員価格) | リネット(宅配) | ホワイト宅配便(宅配・10点パック) |
|---|---|---|---|---|
| ワイシャツ | 440円 | 134円〜 | 495円〜 | 1点あたり1,148円 |
| スーツ上下 | 3,080円 | 上534円〜+ズボン407円〜 | 2,310円(上1,390円+下920円) | - |
| コート | 2,970円 | 1,004円〜 | 2,390円〜 | 1点あたり1,148円 |
| ダウンジャケット | 3,520円 | 2,919円〜 | 3,190円〜 | 1点あたり1,148円 |
| ダウンコート | 5,500円 | - | 3,190円〜 | 1点あたり1,148円 |
白洋舎は店舗と宅配(らくらく宅配便)で、コートやダウンの料金が同額だと公式の宅配料金表に書かれています。白洋舎の中では「宅配だから高い」ということはありません。ただし白洋舎の宅配は、公式の案内によるとクリーニング代8,800円未満だと送料2,090円がかかり、沖縄・離島などは別に5,500円が加わります。
ワイシャツだけは、公式料金でリネットの495円より白洋舎の店舗の440円のほうが安いですね。差は55円です。
同じホワイト急便でも地域で料金が大きく違う
ホワイト急便の店舗料金は、公式サイトに「料金・サービスは店舗によって異なります」と注記があるとおり、エリアごとに別の料金表になっています。
| エリア | ワイシャツ | スーツ上 | ダウンジャケット |
|---|---|---|---|
| 大阪市中央(会員価格) | 134円〜 | 534円〜 | 2,919円〜 |
| さいたま市 | 240円〜 | 820円〜 | 2,640円〜 |
| 名古屋東部 | 220円〜 | 840円〜 | 2,100円〜 |
| 福岡中央 | 190円〜 | 480円〜 | 1,930円〜 |
| 広島(会員様価格) | 110円〜 | 1,040円〜 | 3,168円〜 |
ダウンジャケットを例にとると、福岡中央の1,930円からと広島の3,168円からでは、同じ社名なのに1,200円以上の開きがあります。さらにホワイト急便の公式は、ネット宅配の「ホワイト宅配便」と各地域の店舗で、キャンペーン・クーポン・価格が異なると明記しています。同じ名前でも、店舗と宅配は別の料金だと思っておいてください。
よくある出し方3パターンで合計を試算
単価だけでは分かりにくいので、上の公式料金だけを使って、よくある出し方の合計を試算しました。
| 出し方 | 店舗 | 宅配 |
|---|---|---|
| ワイシャツ5枚+スーツ上下1着 | 白洋舎 5,280円 | リネット プレミアム会員 4,785円(送料無料・別に月会費429円)/無料会員 6,765円(送料1,980円込み) |
| コート2点+ダウンジャケット1点 | 白洋舎 9,460円 | リネット プレミアム会員 7,970円(送料無料・別に月会費429円)/無料会員 9,950円(送料1,980円込み) |
| コート10点 | 白洋舎 29,700円/ホワイト急便(大阪市中央の会員価格)10,040円〜 | ホワイト宅配便 11,480円(送料無料)/リネット 23,900円〜 |
ワイシャツ5枚とスーツの例では、リネットのプレミアム会員に月会費429円を足すと5,214円になります。白洋舎の店舗との差は66円です。
コート10点まで増えると、パック料金のホワイト宅配便が白洋舎の店舗の半分以下になる一方、ホワイト急便の会員価格の店舗にはまだ少し届きません。点数が増えるほどパック型の宅配が有利になる、というのがこの表から読み取れる一番大きな傾向です。
1点あたりの単価を点数別に確かめたい方は、宅配クリーニングを安く出すコツと点数別の料金比較で5点・10点・15点を比べています。
- 近所の店の料金表と、会員価格があるかを見る
- 出す点数を数える(コートやダウンが多いほどパック料金に向く)
- 送料が無料になる合計額に届くかを確かめる(リネットは無料会員8,800円以上・プレミアム会員3,300円以上、2026年10月時点の公式案内)
宅配どうしで、どこがいちばん安く出せるかを比べたい人は、宅配クリーニングの安いサービスを比べた記事も読んでみてください。
店舗クリーニングのほうが安くなるケースとデメリット

店舗クリーニングが安くなるのは、ワイシャツなど単価の低い衣類を少しずつ出すときと、近所に会員価格の安いチェーン店があるときです。
ワイシャツ中心・少量なら店舗の単価が強い
ワイシャツは店舗の単価が低く、ホワイト急便の公式料金では広島エリアの会員様価格が110円から、大阪市中央の会員価格が134円からとなっています。宅配で同じワイシャツを出すと、リネットの公式料金で1枚495円からなので、単価だけで3倍以上の差がつく地域もあります。
しかもリネットの公式案内では、無料会員は8,800円、プレミアム会員でも3,300円に届かないと送料1,980円がかかります。2〜3点だけ出したい人は、店舗のほうが損をしにくいですよ。
Yahoo!知恵袋でも、品目と点数で分けて考える回答がベストアンサーに選ばれていました。
コートなどの1点あたりの料金が高いものをまとめてクリーニングに出したい場合は宅配の方がお得です。2~3点のワイシャツ程度であれば店舗の方がいいです。
出典:Yahoo!知恵袋(2021年10月4日のベストアンサー)
近所の店の会員価格を先に確かめる
会員価格のあるチェーンは侮れません。ホワイト急便の公式料金では、大阪市中央エリアのコートが1,004円からで、宅配の単価を大きく下回ります。宅配に切り替える前に、近所の店の料金表と会員価格を一度見ておくと、比べる相手がはっきりして判断を外しにくくなりますよ。
同じチェーンで働く人の声として、知恵袋には次の回答もありました。
チェーンのクリーニングで働いています。私のところは片道330円で店舗に持っていった方がお得です。
出典:Yahoo!知恵袋(2021年10月4日の回答)
店舗のデメリットは往復の手間と営業時間
店舗クリーニングの弱点は料金ではなく、持って行く・受け取りに行くという往復の手間です。
- 営業時間内に行けないと、仕上がっても受け取れない
- コートやダウンを何着も運ぶと、重くてかさばる
- 近くに店がない地域では、毎回となり町まで出かけることになる
一方で店頭なら、シミの場所や素材の心配をその場で相談でき、受付時に説明を受けられるのは店舗ならではの良さですよね。
宅配クリーニングのほうが安くなるケースとデメリット

宅配クリーニングが安くなるのは、コートやダウンのように単価の高い衣類をまとめて出し、送料無料の条件を満たすときです。
コート・ダウンのまとめ出しはパック料金が強い
ホワイト宅配便の衣類コースは、公式の料金表で5点8,980円・8点9,980円・10点11,480円(通常価格)です。ダウンもコートも、同じ1点として数えます。
白洋舎の店舗でダウンコートを出すと公式料金で1着5,500円なので、10点パックの1点あたり1,148円と比べると4倍以上の差になります。差は1着4,352円です。逆に、ワイシャツのような安い品目をパックに入れると1点あたりの値段が店舗より高くなるので、パックには高い品目を集めるのが基本です。
実際に宅配を使った人の書いた記事にも、店舗との差をどう受け止めたかが率直に書かれていました。
1点あたりの値段は、店舗クリーニングに持ち込んだときより100円~200円くらいプラスになっているように感じました。個人的には、引き取り等の手間がないことを考えれば決して高くはないと思いました!
出典:roomie(2024年11月27日更新の記事)
リネットは送料と会員費の条件で総額が変わる
リネットは会員の種類で送料の条件が大きく違うため、単価より先に送料無料のラインを確かめるのが総額を抑えるコツです。
| 項目 | プレミアム会員 | 無料会員 |
|---|---|---|
| 会費 | 月429円・年5,148円(月会費プランは初回1か月無料) | なし |
| 往復送料が無料になる条件 | 1個口3,300円以上(北海道・沖縄は5,500円以上) | 8,800円以上 |
| 条件に届かないときの送料 | 1,980円(北海道・沖縄は2,860円) | |
| お届け日の指定 | 最短2日後から指定できる | 指定できない |
| 再仕上げ | 30日間 | |
コート2点とダウン1点ならリネットの公式料金で7,970円になり、プレミアム会員なら送料無料、無料会員だと8,800円に届かず送料が加わります。年に何度も出すならプレミアム会員、衣替えの時期にまとめて8,800円以上出すだけなら無料会員、と出し方で選ぶと会費のムダが出にくいですよ。
宅配のデメリットは日数と顔が見えないこと
宅配クリーニングは、集荷から届くまでの日数がかかることと、受付で直接話せないことが主な弱点です。シミ抜きのように細かい注文がある衣類については、roomieの記事にも店舗を勧める声がありました。
どうしてもシミを取りたい衣類があるならば、やはり顔の見える実店舗で染み抜き代を支払って依頼した方が納得感も満足感も得やすいように思います。
出典:roomie(2024年11月27日更新の記事)
日数と補償の違いは次の章で詳しく並べるので、急ぎの服や大切な服がある人は先に確認しておくと安心ですよ。
料金以外の違い:宅配と店舗の日数・補償・トラブル

宅配と店舗は料金だけでなく、仕上がりまでの日数と、トラブルが起きたときの話し合いやすさも違います。
日数と再仕上げの期間
リネットの公式案内では、プレミアム会員は最短2日後のお届けです。ただしオプションを付けると最短5日後、北海道・九州(福岡を除く)・沖縄などは最短7日後になります。
| サービス | 届くまでの目安 | 無料の再仕上げ |
|---|---|---|
| リネット(衣類) | プレミアム会員は最短2日後(ダウンは最短5日後)。無料会員は日の指定不可 | 30日間 |
| ホワイト宅配便 | - | お届けから14日以内 |
| ふとんリネット | 預け日から最短10日後 | 受け取りから2週間以内に申請 |
店舗の仕上がり日数は店ごとに違います。急ぎの服があるときは、受付で仕上がり日を聞くのがいちばん確実ですよ。
国民生活センターの当時の指摘(2015年)
公的機関の国民生活センターは、2015年3月5日の報道発表でネット宅配型クリーニングの相談が増えていると公表しました。発表の統計では、2009年度の17件が2014年度には156件と9倍以上です。報道発表の全文は厚生労働省の事務連絡に添付された資料で読めて、ネット宅配型の問題点として当時は次の点が挙げられていました。
- 預けた衣類の確認が不十分で、紛失が起きている
- 非対面のため交渉が難しく、検品で種類や価格が一方的に決められたり、汚れが残っていても店に出向けなかったりする
- 事業者が独自の賠償基準を使っていて、トラブルになる
数字も事例も2015年当時のもので、今の各社の体制とは違う可能性がある点は割り引いて読んでください。
クリーニング事故賠償基準と説明義務
店舗でも宅配でも、衣類の事故の補償の目安になるのが、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会のクリーニング事故賠償基準です。全ク連の基準によると、賠償額は再取得価格に、購入からの経過月数に応じた補償割合を掛けて決まり、新品の値段がそのまま戻るわけではありません。
同じ基準では、利用者が受け取ってから6か月、業者が預かってから1年たつと、業者は基準による賠償を免れるとされています。またクリーニング業法の第3条の2では、受け取りや引き渡しの際に処理方法などを説明するよう努め、苦情の申出先を示すことが営業者に求められています。
宅配各社の公式では、リネットが30日間の再仕上げとリネット安心保証、ホワイト宅配便が14日以内の再仕上げと事故・紛失の補償を掲げています。細かい賠償額は、各社の規約で確かめてくださいね。
宅配で出す前にやっておくこと
国民生活センターの2015年の報道発表では、宅配で出す人への助言として次のことが挙げられていました。
- 店舗型との違いを分かったうえで、使うかどうかを決める
- 契約内容・連絡先・賠償基準を事前に確かめる
- 預ける衣類のリストを作り、シミは写真に撮って事業者と共有する
箱に詰める前にスマホで1枚ずつ撮っておくだけでも、何を出したかの記録が残るので、後で話がこじれにくくなります。
保管サービスは店舗へ持ち込みか宅配クリーニングか

シーズンオフの衣類を預けるなら、点数が多いほど宅配の保管付きパックが割安です。1〜2着だけなら、店舗に持ち込んで保管料を足すほうが安く済むことが多くなります。
店舗の保管と宅配の保管付きパックの料金
白洋舎の店舗の季節保管は、公式の案内で1着220円程度の保管料がクリーニング代とは別にかかり、獣毛製品を除くコート・背広・スーツ類が対象です。
| サービス | 料金 | 中身・条件 |
|---|---|---|
| 白洋舎 季節保管(店舗) | 1着220円程度+クリーニング代 | 獣毛製品を除くコート・背広・スーツ類。お渡し予定日から1か月以上過ぎると延滞保管料1日1点22円 |
| 白洋舎 プレミアム保管(店舗) | 4か月2,310円〜 | カシミヤ・シルク・毛皮・皮革など。4か月〜1年で期間を指定 |
| ホワイト宅配便 保管付き衣類コース | 5点10,480円/10点14,480円/15点19,500円 | クリーニング代・保管・送料込み。最長9か月保管 |
| リネットクローク(宅配) | 保管料1着月297円 | プレミアム会員のみ。取り出し手数料220円+送料880円(クリーニング品と一緒なら送料無料)。期限なし |
白洋舎の店舗でコートを保管付きで出すと、公式料金のクリーニング代2,970円に保管料220円程度が加わります。1着3,190円前後です。
ホワイト宅配便の保管付きは、公式料金で10点コースが1点あたり1,448円、15点なら1,300円です。コートを何着も預けるなら、宅配の保管付きがかなり安いと分かりますよね。
持ち込みの保管が向く人・宅配の保管が向く人
カシミヤや毛皮などの高価な服を1〜2着だけ預けたい人は、白洋舎のプレミアム保管のように店頭で相談できる店舗の保管が合います。家族の冬物を10点以上まとめて預けたい人や、クローゼットが狭くて衣替えのたびに困っている人は、運ぶ手間もない宅配の保管付きパックが向いています。
リネットにも、クリーニング代・保管料・往復送料込みで最大9か月預けるプレミアムクロークがあります。公式によると、パック点数を超えた分は1点ごとにliteが1,760円、luxeが2,860円です。
- 預ける点数(1〜2着なら店舗の保管、10点以上なら宅配の保管付きが向く)
- いつ取り出したいか(ホワイト宅配便の保管付きは最長9か月、白洋舎の店舗はお渡し予定日から1か月以上過ぎると延滞保管料がかかる。2026年10月時点の公式案内)
- 途中で取り出す予定があるか(リネットクロークは取り出し手数料220円と送料880円がかかる。クリーニング品と一緒なら送料無料。2026年10月時点の公式案内)
保管サービスを使うなら、預ける月と返却月から選べる宅配クリーニングの保管おすすめ比較も確かめてみてください。
布団クリーニングは持ち込みと宅配どっちが安い?

布団は1枚だけなら持ち込みと宅配の差が小さく、2枚以上になると宅配のパック料金が安くなりやすい品目です。
羽毛布団の料金を並べると
白洋舎の店舗の公式料金では、羽毛布団(掛)がシングルからキングまで同額の9,900円です。
| 出し方 | 1枚 | 2枚 |
|---|---|---|
| 白洋舎 店舗に持ち込み(羽毛布団・掛) | 9,900円 | 19,800円 |
| 白洋舎 ふとん宅配キット | - | 2枚組18,150円+キット送付料1,100円 |
| ふとんリネット | 10,450円 | 13,750円(1枚6,875円) |
| ホワイト宅配便 羽毛布団限定1点コース | 8,580円 | - |
公式料金で1枚なら、ホワイト宅配便の8,580円が白洋舎の店舗の9,900円より安くなります。2枚だと、ふとんリネットの13,750円が白洋舎の店舗の合計19,800円を6,000円以上下回ります。
ふとんリネットは公式の料金表で、4枚パックが18,920円まで下がります。1枚あたり4,730円です。家族分をまとめるほど差が広がりますよ。
布団を持ち込むときの手間と宅配の日数
布団は大きくて重いので、車がないと店まで運ぶだけでひと苦労です。持ち込みの手間がいちばん重い品目なんですよ。そのかわり宅配は時間がかかり、ふとんリネットは公式案内で注文から3〜4日後に発送キットが届き、受け取りは預けた日から最短10日後です。
ふとんリネットの送料は、公式によると1個口8,800円以上で往復無料、未満だと3,300円(北海道・沖縄4,400円)です。1枚パックの10,450円でも、無料ラインは超えます。
- 何枚出すか(2枚以上でパック料金が効いてくる)
- 受け取りの予定日(ふとんリネットは預け日から最短10日後、2026年10月時点の公式案内)
- 1個口の合計額(ふとんリネットは8,800円以上で往復送料が無料、2026年10月時点の公式案内)
布団を宅配で出すと決めた人は、宅配クリーニングで布団を出すときの選び方と、布団の宅配クリーニングを安く出す比べ方もあわせて読むと迷いにくいですよ。
店舗の集配と「持ち込み+返却だけ宅配」という選び方

店舗か宅配かの二択だけでなく、店の担当者が家まで集荷に来る「集配クリーニング」という三つ目の選び方もあります。
集配クリーニングと宅配クリーニングの違い
白洋舎の公式メディア(2026年1月6日更新)によると、集配は店の担当者が自宅に来て集荷・配達する形で、宅配業者が運ぶ宅配クリーニングとは別物です。同じ記事は、集配の料金には集配料金が上乗せされるのが一般的だと書いています。そのうえで白洋舎の集配は、1着からでも追加料金なしで店舗と同じ料金だと説明しています。
ただし白洋舎自身が集配のエリアは限られると書いているので、自宅が対象エリアかどうかを店に確かめるのが先です。店舗に持ち込む・集配に来てもらう・宅配で送る、の3つを料金の考え方と向く人で並べると次のようになります。
| 選び方 | 運ぶ人 | 料金の考え方 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| 店舗に持ち込む | 自分 | 店の料金表どおり | 近所に店があり、少量をこまめに出す人 |
| 集配を頼む | 店の担当者 | 店舗の料金に集配料金が上乗せされるのが一般的。白洋舎は1着からでも追加料金なしと説明 | 行きつけの店があり、運ぶのだけが負担な人 |
| 宅配で送る | 宅配業者 | 各社の料金表に、送料無料の条件が付く(リネットは無料会員8,800円以上など) | 近くに店がない人、コートや布団をまとめて出す人 |
集配を受けているか、料金に上乗せがあるか、対象エリアかどうかは店ごとに違うので、行きつけの店に電話で聞くのがいちばん早いですよ。
行きは持ち込み、帰りだけ宅配にする手もある
知恵袋のチェーン店勤務の回答者は、受け取りに行く手間だけを減らす方法として、返却だけを宅配にしてもらう使い方を挙げていました。
何枚でも宅配はしています。もし受け取りがめんどくさいのなら自分で持って行って返却は宅配にしてもらえば少し楽ではないでしょうか。
出典:Yahoo!知恵袋(2021年10月4日の回答)
返却だけの宅配を受けているかや送料は店ごとに違うので、行きつけの店がある人は店頭で聞いてみてくださいね。
宅配クリーニングが向く人・店舗が向く人

宅配と店舗のどちらが向くかは、出す品目と点数、近くに安い店があるか、店に行ける時間があるかの組み合わせで決まります。
宅配クリーニングが向く人
- コート・ダウンなど単価の高い衣類を、衣替えの時期にまとめて出したい人
- 近くにクリーニング店がない、または営業時間に店へ行けない人
- シーズンオフの衣類を10点以上まとめて預けたい人
- 布団を2枚以上洗いたいのに、運ぶ車がない人
リネット公式サイトの「お客様の声」には、店が近くにない人の声が載っています。運営会社が選んで掲載した声ですが、宅配が合う人の典型をよく表しています。
クリーニング店がない地域に居住しており、集荷され、宅配で戻って来ることへの便利さを感じました。
出典:リネット公式サイト「お客様の声」(運営会社が掲載した声)
店舗クリーニングが向く人
- ワイシャツなど単価の低い衣類を、2〜3点ずつこまめに出す人
- 近所に会員価格の安いチェーン店があり、通勤の途中で寄れる人
- シミ抜きや大切な服など、受付で直接相談したい衣類がある人
- 急ぎで仕上げてほしい服がある人
同じリネット公式の声の中にも、地元の店より高いと感じた人の声があり、こちらも運営会社が選んで載せたものです。
金額が今まで利用していた地元のクリーニング店より高めかと思いますが、仕方ないかなと思います。
出典:リネット公式サイト「お客様の声」(運営会社が掲載した声)
くらしテクプラスに投稿された評価★3のレビューにも、コスパの面で店舗型に軍配を上げる声がありました。
宅配の利便性は高いですが、コインランドリーや店舗型と比べるとコスパは良くないと感じました。
出典:くらしテクプラス(51歳の投稿者・評価★3)
どちらか一方に決めずに、ワイシャツは店舗、冬物と布団は宅配のように品目で使い分けるのも、総額を下げる現実的なやり方です。
宅配クリーニングと店舗の料金によくある質問
宅配クリーニングと店舗クリーニングはどちらが安いですか?
2026年10月時点の各社公式料金では、品目・地域・会員価格で答えが変わります。コートなら白洋舎の店舗が2,970円、リネットは2,390円からで宅配が安い一方、ホワイト急便の大阪市中央エリアの会員価格は1,004円からで店舗が下回ります。
ワイシャツだけを出すなら、宅配は損ですか?
2026年10月時点の公式料金では、ワイシャツは白洋舎の店舗が440円、リネットが495円からです。リネットの公式案内では、無料会員は8,800円、プレミアム会員は3,300円に届かないと送料1,980円がかかるため、少量なら店舗のほうが損をしにくくなります。
宅配クリーニングの送料が無料になる条件は?
会社と会員の種類で違います。2026年10月時点の公式案内では、リネットは無料会員が8,800円以上、プレミアム会員が3,300円以上(北海道・沖縄は5,500円以上)で往復送料が無料です。白洋舎の宅配は、クリーニング代が8,800円未満だと送料2,090円がかかります。
宅配クリーニングで衣類が傷んだり無くなったりしたら、補償されますか?
店舗でも宅配でも、補償の目安になるのは全国クリーニング生活衛生同業組合連合会のクリーニング事故賠償基準です。この基準では、賠償額は再取得価格に購入からの経過月数に応じた補償割合を掛けて決まります。宅配各社は2026年10月時点の公式で、リネットが30日間、ホワイト宅配便が14日以内の再仕上げを掲げています。
まとめ:宅配クリーニングと店舗は「何を何点出すか」で選ぶ
2026年10月時点の公式料金では、宅配クリーニングは白洋舎の店舗より安い品目が多い一方、ホワイト急便の会員価格には届かない品目もあります。どちらが安いかは、品目・地域・会員価格で変わります。
- ワイシャツ中心で少量なら、店舗のほうが安くなりやすい
- コート・ダウンのまとめ出しや10点以上の保管は、宅配のパック料金が割安
- 布団は2枚以上なら宅配が安くなりやすく、運ぶ手間もかからない
- 宅配は送料無料の条件と日数を先に確かめ、出す衣類は写真で記録しておく
宅配に決めた人は、宅配クリーニングのおすすめで各社を並べて見てから申し込むと、送料や会費のムダを避けられますよ。料金をいちばんに考えたい人は、安い宅配クリーニングの選び方から読むのが近道です。
宅配クリーニング全体の選び方は、宅配クリーニングの選び方帖のトップページにまとめています。

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